さて。気持ちの中では、こくわ君の事を決めていたものの。
はて?
んー?
でも、接しないことには始まらない。
彼は押入れの住人でした。
ある日お屋敷を訪問して、押入れを覗くと
いました。
寒さよけに炬燵の様に覆ってある布団を、少しめくって身体を触ると
シャャヤーーーー
と怒られました・・・。
その次に行った時は、ご飯を食べに押入れから出てきたとこを見かけました。
その時、初めて姿を見たのです。
ところが。
あれ? なんだか、随分やつれているし痩せている。
あまり体調が良くないのかな?
大丈夫かなぁ。